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会長挨拶

福島県腎臓病協議会
会長 近藤 正幸

 
日ごろから当会の活動にご理解、ご協力をいただき感謝申し上げます。
過日の第57回定期総会において新会長に就きました近藤正幸です。会長就任にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
 当会は、1970(昭和45)年に設立され、今年で56年を迎えました。広島、兵庫県などと並んで、全国で最も早期に誕生しました。以来、誰もがいつでも、安全な透析治療を受けられる社会の実現を目指して各種事業を実施して来ました。
 先人の涙ぐましい努力、会員、関係者の皆様のご協力もあり、この50年で当初の目的はほぼ実現され、医療制度の充実もあり、実質無料で誰もがいつでも安全な透析治療が受けられるようになりました。
 当会設立から半世紀以上を経過し、社会の大きな変貌は、われわれ透析患者を取り巻く環境にも大きな影響を及ぼしております。まずは、高齢化の影響です。高齢化により、透析患者は増えているものの、県腎協会員は年々、減少の傾向を見せております。2002(平成14)年のピーク時には1900名を超した会員が2025(令和7)年には700名までに減少しました。会員数の減少は、単に勢力減ばかりでなく、県腎協活動の主な財源である会費の減少に直結し、県腎協活動にも大きく影響します。
 また、全国的な医療費を含む社会保障費の増大で、国はこの削減にも狙いを定めています。このため、実質無料とされてきたわれわれの透析治療費にも自己負担という足音が近づいています。実際、自己負担が発生し、助成基準の引き上げが出た県もります。
 このように、県腎協設立から半世紀を経て透析患者を取り巻く環境は大きく変化しています。今こそ、会員が一致団結して「透析患者の命と暮らしを守る」のもと、会員増強、透析医療制度の維持を守るための活動を進めるときです。
 皆様のご理解とご協力を切にお願いします。