福島県腎臓病協議会はいつでも、どこでも、だれでも透析を受けられることを目指して全国に先がけて1970(昭和45)年に設立されました。以来、50年以上にわたる先人の涙ぐましい努力により、医療体制の確立、年金制度の改善、社会保障、社会福祉の充実などでほぼ、所期の目的を達成しつつあり、安心で安全な透析を受けることができました。
一方で、われわれは先人が築き上げたこれらの恩恵を当然のように受け入れていますが、現在のような医療制度と福祉制度がいつまでも続くという保障はありません。実際、透析医療費の自己負担や医療助成の基準の引き上げなどが出ている県もあり、透析患者の医療や生活を取り巻く環境は年々厳しくなっています。加えて、高齢社会、会員の減少、役員の成り手不足など腎友会内部の問題も大きくなっています。
今こそ、透析患者、透析予備軍といわれるCKD(慢性腎臓病)患者がこれらの問題解決に向けて一丸となるときです。趣旨に賛同するあなたの腎友会への入会をお待ちします。
県内に約80ある透析施設の約半数には病院腎友会があります。みなさんの最も身近にある腎友会組織です。
患者さん同士の交流の場です
患者さん同士が交流できるよう、親睦会や日帰りバス旅行等を開催しています。
私たちの透析環境を守る場です
誰もが安心して安全に透析治療が受けられるよう、現在の医療制度を守り、さらに良くするため、国や県、市町村に対して請願、要望を行っています
最新情報や基本的な知識を守る場です
会報の発行や学習会、講習会を開催し、最新の透析医療や基本的な透析知識の提供を行っています
腎友会がある病院で入会を希望する方は原則、個人会員は認めません。病院腎友会の会員になることをご了解ください。
病院腎友会のない組織の患者さんは個人会員となり、県腎協主催のイベントや学習会に参加できます。病院腎友会、個人会員になると自動的に福島県腎臓病協議会、全国腎臓病協議会の会員になります。
会費は全腎協会費(月額150円)と県腎協会費(月額550円)の700円のほか、病院腎友会、地域腎友会費(腎友会、地域によって異なる)が加算されます。
※福島市内のあるクリニックの場合(月額)150円(全腎協会費)+550円(県腎協会費)+200円(病院腎友会会費)+100円(地域腎友会会費)=合計1,000円
下期のフォームから福島県腎協への入会やお問い合わせができます。フォームでの入会は仮入会となり、事務局から改めて正式な入会申込書を送付しますので、必要事項を記入し、病院腎友会の役員に手渡すか、事務局に郵送してください。個人会員の方は直接、事務局に郵送してください。
※お預かりした個人情報は活動のためにだけ使用し、それ以外は使用、開示はしません。