2024.06.21 活動報告
県腎協の第55回定期総会・第16回県大会は6月16日(日)、郡山市のけんしん郡山文化センター第3会議室で開催されました。
加盟37施設(病院)選出の代議員と県腎協役員約30名が出席しました。物故会員への黙祷に続いて、関谷崇紀会長があいさつしました。議長に長谷川勇三運営委員を選出したのに続いて、出席代議員の確認し長谷川議長が会議成立を宣言しました。
議事では、2023年度事業報告案、2023年度一般会計決算案、2024年度事業計画案、2024年度一般会計予算案など6議案と報告事項2件について審議し、いずれも原案通り可決、同意しました。
関谷会長らを再任する2024年度、2025年度の役員改選案についても同意しました。新副会長に長谷川勇三運営員を選任しました。
役員、代議員に加えて、長期透析受賞者、会員らが出席しました。関谷会長のあいさつに続いて、国会議員、県議会議員ら来賓が祝辞を述べ、内堀知事、全腎協の池田充会長らからの祝電、メッセージが披露されました。
退任した運営委員らへの感謝状贈呈の後、長期透析者表彰に入り、関谷会長が表彰状と記念品を贈り、称えました。次いで、「透析患者を取り巻く課題の解決と医療、福祉、生活の改善、向上を目指して活動を推進する」との大会宣言案を、出席者の拍手で採択しました。
星総合病院主任管理栄養士・金澤美香先生が「慢性腎臓病(CKD)・透析期の栄養と水分」のテーマで講演しました。金澤先生はパワーポイントを使用しながら「CKD のリスク因子」「食事療法の効果」「カリウム、リンを減らすポイント」「減塩のヒケツ」などについて分かりやすく解説しました。栄養と水分は透析患 者にとって最大の関心事だけに参加者は熱心に聞き入っていました。 講演会は予想を上回る約80人が聴講し、準備した講演会の資料が足りなくなるほどで、関心の高さを示していました。
(8月発行の会報「福島県腎協341号」に総会、県大会の詳細、金澤先生の講演要旨を掲載します)